デュアルキーボードについて
まずはじめに、簡単な説明。
デュアルキーボードとは右手用と左手用にキーボードを2枚接続して使用する使い方のことです。
特別な設定も不要で、左手用のキーボードと右手用のキーボード2枚を用意して接続するだけです。
キーボードが2つに分離している分離型タイプのキーボードや、エルゴノミクスキーボードといった左右に空間が設けられ、立体になっているタイプのキーボードもありますが、それとは別で単純にキーボードを2枚接続するだけで同様の効果が期待できる、そんな運用体制になります。
デュアルキーボードに使うキーボード選びには下記の記事もおすすめです。
デュアルキーボードのメリット・デメリット
筆者はデスクワークでの疲労軽減や、エルゴノミクスキーボードや分離型キーボードを調べていくなかで、デュアルキーボード(キーボード2枚運用)にたどり着きました。
自由度の高いデュアルキーボード運用には次のようなメリット・デメリットが挙げられます。
デュアルキーボードのメリット
- キーボードに手を乗せた時に自然と胸が開く形になるため、無意識でも姿勢がよくなる。その結果、肩こり・首こり、腰痛対策など、身体負担の軽減が期待できます。
- 右手用・左手用、それぞれに全キーがあるので、キー操作の自由度が増して便利になります。
- 使用するキーボードをお好みで自由に選べます。(分離型キーボードやエルゴノミクスキーボードは、日本語配列キーボードの種類が少ないです。)
- 普段使っているお気に入りのキーボードを2枚組み合わせてデュアルキーボードを始めることが可能です。
- 普段使っているキーボードであれば、2枚運用時の違和感が少なく、タイピングに慣れるまでの時間はそこまでかかりません。
- 分離型やエルゴノミクスキーボードに比べ、費用をあまりかけずに揃えることが可能です。
デュアルキーボードのデメリット
- キーボードが一枚増えて、デスク上のモノが増えます。
- デュアルキーボードはキーボードを2枚並べているだけなのでスペースが多く必要です。
- マウスなど、その他のデバイスをキーボードの外側に配置するとちょっと遠くなります。
- 別のキーボードの2枚運用や、別の色のキーボードを配置すると印象がスッキリしにくいです。
- 2台置きでキーの位置が変わるため、タイピングに慣れるまでは、どうしてもタイプミスが増えます。
- 分離型やエルゴノミクスキーボードと比べたら安いとはいえ、キーボード2枚分の費用がかかります。
デュアルキーボードの設定(Windows)
特別な設定は不要
Windowsユーザーであれば、使用にあたって特別な設定も不要です。
筆者はWindowsユーザーですが、キーボードをBluetooth接続しただけで設定変更はなにも行いませんでしたがまったく支障ありませんでした。
左手キーボードでシフトを押しながら、右手キーボードでキーを打つ際のタイピングも問題ありませんでした。
デュアルキーボードの感想まとめ
感想
キーの位置が通常と異なるため慣れるまでは打ち間違いも最初のうちはあるかと思います。最初は別のキーボードを2枚用意したので、結構打ち間違えしました。
別のキーボードを組み合わせている場合にはキータッチの感覚も異なるので気持ち悪かったり、見た目がスッキリしなかったりすることがあると思います。
ただし、使っていればどちらもそのうち慣れてくる程度の問題だと思います。
疲労対策には価値あり。
自由度が高く、お安く揃えることのできるデュアルキーボード体制。
慣れるまではタイプミスなどの問題がでたり、デスク上のモノが増えてしまったり、そういったデメリットもありますが、デスクワーク時の疲労対策がしたい方は、ぜひ一度試してみる価値があるのではないでしょうか。
キーボード2枚運用におすすめの選び方
同じキーボードを2枚用意したほうがよい
できれば同じキーボードを2枚用意したほうが、タイピングがしやすく、慣れるのも早いです
デスク上の印象もスッキリするかと思います。
左右のキーボードの色も揃えるとよい
お好みにはなりますが、左右のキーボード本体の色も揃えるとデスク上がさらにスッキリした印象に収まるかと思います。
別の色で組み合わせるとこんな感じになります。まあ、これはこれで良いかも。
印象は色の組み合わせ次第です。
今は色を揃えたのでこんな感じに。
テンキーレスとかのコンパクトキーボードがよい
デスクにキーボードを2枚置くスペースが必要ですので、テンキーレスキーボード等のコンパクトサイズのキーボードのほうが2枚運用には適していると思います。
2枚並べるとけっこうスペースはとられますし、見た目のインパクトがあります。
キーボードスライダーがあるとデスク上がスッキリ。
キーボードスライダーなどでキーボードを置くスペースを拡張したりするとデスク上もスッキリしてつかいやすくなるかもしれません。
キーボードスライダーがあることで、配置の自由度もふえます。
実際に試しながら、自分好みのしっくりくる配置を見つけるのが良いかと思います。
コスト抑えめで省スペースのデュアルキーボード運用にはロジクールのコンパクトキーボードK380sを2台並べる運用はいかがでしょうか。1万円かからずに2枚揃えることができてコスパ抜群。カラバリも豊富なので色選びの楽しさがあります。
こちらはオススメのキーボード。このキーボードならデュアルキーボード用途にもおすすめです。
キーボードスライダーもあるとデスク上がスッキリ片付きます。
オアシスです。
Xもよろしくお願いします。
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キーボード選びについては下記の記事で読めます。
マウスにこだわって選んだ話はこちら。
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https://oasis-log.com/?p=17
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